発表概要
本講演では、設計初期フェーズで特に効果を発揮するPLM・CAD連携型CFDツールFluid Dynamics Engineer (FMK)の有効活用シナリオ例をご紹介します。従来は設計と解析の間で発生していた手戻りや情報の分断を、MODSIMアプローチにより大幅に軽減。EVバッテリー冷却設計を題材に、設計者が直接流体解析を行い、リアルタイムに判断・改善する実践的なフローをご覧いただきます。また、Webブラウザを活用した、新しい可視化・共有の姿をお届けします。
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発表者
高 羽欣
技術部 MODSIM インダストリー・プロセス・コンサルタント - ダッソー・システムズ株式会社
大学では機械工学を専攻し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同でCFDを活用した研究に取り組む。現在は「FMK (Fluid Dynamics Engineer)」の技術営業として、流体解析を主軸にPLMおよびCAD連携による業務効率化や設計者CAEの普及を支援している。
