発表概要
本研究は、テールゲート見切り内部で発生する空力騒音の予測手法を提案・検証したものである。HEV・BEVの普及により空力騒音の影響が増大する中、設計初期での評価が課題となっていた。提案手法ではLBMによる非定常流れ解析とSEAを組み合わせ、圧力変動から車室内騒音を予測する。騒音は見切り空間内のヘルムホルツ共鳴が主因であり、風洞試験との比較で周波数および傾向が良好に一致した。これにより初期設計段階での騒音低減検討が可能となることを示した。
発表資料
発表者
伊藤 祐太
レクサス車両性能開発部 第2車両性能開発室 流体Gr 主任 ー トヨタ自動車株式会社
2008年トヨタテクニカルディベロップメント株式会社へ入社
2012年トヨタ自動車株式会社へ転籍
主な業務:レクサスのCTやLC、LC-Cの風切り音開発、RXの空力開発、それらの技術開発に従事
2018年 秋季自動車技術会にて論文発表(新しい流れコンセプトに基づいたアウターミラー空力騒音低減の開発)
2019年機械学会奨励賞受賞 (新しい流れコンセプトに基づいたアウターミラー空力騒音低減の開発)
2023年 秋季自動車技術会にて論文発表 (CFDを用いた外形発生音予測手法の開発)
2023年生成AIを活用した業務にも従事
2024年 春季自動車技術会にて論文発表(生成AIを用いた車体形状流れに起因する空力騒音予測システムの開発)
