Isight × CSTによるアンテナ設計の最適化:設計自動化の実践 ┃ 株式会社 ヨコオ┃SCCJ 2025

発表概要

本発表では、IsightとCSTを活用した最適化事例として、車載アンテナ設計の取り組みを紹介します。自動車開発においては、環境性能と安全性の両立が求められる中で、設計の複雑化が年々進んでいます。中でも通信機能を担うアンテナ設計では、複数の設計要素が密接に関係し合うため、限られた条件下で最適な性能を引き出すことが大きな課題となっています。本事例では、多数の設計パラメータを扱う複雑な検討を自動化し、短時間で最適な設計案を導き出す手法を紹介します。試行錯誤の負担を軽減しながら、性能向上と開発効率の両立を実現する、実践的なアプローチをお伝えします。

 

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発表者

廣木 星也 様

技術本部 先行技術開発部 技師 - 株式会社 ヨコオ

ヨコオに入社以来、車載アンテナの設計開発に従事。テレマティクスや運転支援通信向けのアンテナ開発を通じて、車両の通信技術の向上と安定化に貢献してきた。近年はCAEを活用した設計プロセスの効率化に取り組み、最適化手法やAI技術の社内展開を推進。現場の課題に寄り添いながら、デジタル技術による開発革新を目指している。