発表概要
近年、フィルムの薄肉化・高機能化が進む中、延伸プロセスを事前に予測する技術の重要性が高まっている。フィルムの延伸予測には、樹脂特有の粘弾性を考慮することが不可欠である。そこで、Abaqusに実装されている並列レオロジーフレームワーク(PRF)を活用し、非線形粘弾性構成則を構築した。PRFモデリングには多数のパラメータを同定する必要があるため、Abaqusによる数値シミュレーションとIsightを用いてパラメータ最適化を行った。
本講演では、PRFによる粘弾性構成則の構築手順と、フィルム延伸解析への適用事例について紹介する。
発表資料
発表者
藤田 朋実
コーポレート研究所 シミュレーションセンター ー 東洋紡株式会社
大学にて高分子物理学を専攻後、2023年東洋紡入社。以来、コーポレート研究所にてシミュレーション業務に従事。現在はCAE/CFDを用いたフィルム製膜プロセスのシミュレーションを担当。
